症例案内 消化器科

胃切開術・腸切開術

適応症:胃内異物、腸閉塞

動物は(特に若齢の子は)誤って異物を飲み込んでしまうことが人に比べて多く、その後閉塞となってしまった場合に適応となる手術です。飲み込んだ異物が無事に肛門から糞便として体外に出てくれれば問題ないのですが、異物が胃の出口や腸で詰まってしまう(腸閉塞)ことがあります。その場合には激しい嘔吐とともに大きな状態の悪化が認められ、早期での手術が望まれます。